デザイン研修が始まりました

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社長ブログ

こんにちは、代表のマチダです。

SimpleUp を構築するとき、使い勝手が良くなるよに、画面をかなり作りこみました。メインプログラマーのもってくるラフデザインに、何度も何度もダメだしをしました。プログラミングのための頭の使い方と、使い勝手の良い画面を設計するときの頭の使い方は、まるで別物です。そこを叩き込む千本ノックに、メインプログラマーさんはかなり苦戦していました。

その甲斐あって、SimpleUp は見やすく使いやすいと、お褒めいただくことが多いようです。

 

実は、使い勝手の良い画面には、ちょっとしたコツがあります。その一つは、人間の視覚のクセを利用して、情報をスムースに脳に届けるように、いろいろなコントラストを利用していく事です。小さい文字よりも、大きい文字が目に入ってくる。黒い字よりも、赤い字のほうが目に入ってくる。止まっているものよりも、動いているもののほうが目に入ってくる。こういう特性を利用することで、脳に情報がはいる順番をコントロールできるのです。視覚に対するプログラミングみたいな感じですね。

ですので、プログラマーも、ここまでは来れるハズなんです。対象がコンピューターなのか、人間の視覚なのかの差はありますが、プログラミングはプログラミングですので。でも、SimpleUp では、さらに、もう一つ、上を目指したい。それは、色使いだったり、余白だったり、審美的なものです。見ていて美しいかどうかというところですね。 

ここは、プログラミングとは、真逆の世界。ロジック屋の私には、その才能がない。もっというと、興味がないんだと思います。物の仕組みなどの深層に興味があって、表層的な部分には興味をもてない。プログラミングに興味が強い人は、その傾向が強いように思います。子供時代に、時計を分解しちゃったり、ゲーム機を分解しちゃったりしてるタイプですから。

 

自分のセンスには、とっとと見切りをつけて、才能がありそうなスタッフの方に、デザイン研修を受けていただくことにしました。色彩の基礎から、デジタルツールの使い方まで、いろいろと教えていただけるそうです。

使い勝手が良いのは当然として、見ていて美しい SimpleUp を目指して、デザイン研修、頑張っていただきたいと思います。