使い勝手のよいシステムを支える、熟成20年もののオリジナル技術

賃貸管理システム
社長ブログ

こんにちは、代表のマチダです。

クラウド型の業務システム開発にあたり、使い勝手のよさを支えてくれる技術基盤をもとめて、いろいろと調査しました。

そして、当時、まだ出来たてホヤホヤだった、インターネット業界の最新技術『ウェブアセンブリ』を採用することにしました。複雑なプログラムも高速に動作させられるようになり、画面の使いやすさが大幅に向上して、お客様に喜んでいただくことが出来ました。


画面が使いやすくなると、次は、帳表の使いやすさも向上させたいと欲がでてきます。

帳表をつくるためには、沢山のデータを読み込む必要があり、どうしても時間がかかってしまいます。高速化のために、マイクロソフトから提供されている最新データアクセス技術を採用したり、非同期処理を試してみたり、いろいろな努力もむなしく、思ったように速度が伸びません。よくよく現場のスタッフの話を聞いていくと、最新技術への移行過程で、弊社オリジナルのデータ技術が引き継がれていなかったことに気づきました。

さっそく、そのオリジナル技術を埋め込み、プロトタイプを開発。
パフォーマンス測定の結果、なんと15倍も早くなることが判明しました。


このオリジナル技術、実は20年以上も前に開発し、都度改良し、熟成させてきたものです。

GoogleMapもなかった時代に、ゼロから地図システムを立ち上げたノウハウから生みだされ、データ読み込み技術。いまもって、中小企業向けのシステムという分野では、圧倒的な速度を生み出してくれるようです。


新旧の技術、いいとこどりで、使い勝手の良いシステムの開発を進めています。