将来性のあるITエンジニアになるためには?

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社長ブログ

こんにちは、代表の町田です。

業務拡大にともない、久しぶりITエンジニア志望者を募集することになりました。当社にかぎらず、ITエンジニアを志望する若い方のご参考に、小学校からプログラミングをしてきた私からみた「将来性のあるITエンジニア」になるためのコツをお伝えしたいと思います。

ITエンジニア志望者が増えている

コロナによってはじまったニューノーマル。
たとば、Zoomでの商談など、コロナ前には聞いたこともなかったのに、スッカリ定着しました。

そんな中、ITエンジニア志望の若い方が増えているそうです。
3Kなんて言われて嫌われた時期もあるのですから、変われば変わるものですね。

今まで沢山のITエンジニア志望者を面接してきたのですが、意外と、学校で学んだという方のほうがプログラミングが出来なかったりします。

プログラミング学校に入学されるくらいですから、こころざしも高く、知識も豊富なのに、いざ、実務的なプログラムを書いてもらうと、手も足もでないという方を何人も見てきました。

よく話を聞いていくと、英語の長文問題のような感覚で、学校のプログラミング課題と向き合ってこられたようです。穴埋め問題なら解けるけど、ゼロから長文を書こうとすると、手も足も出ない。

学校も商売ですからね。カリキュラムを豪華にする必要があります。そのカリキュラムを本当に身に着けられるのは、基本的なプログラミング能力を身に着けて入学した人なんだと思います。そうでない人は、知識を詰め込むだけ詰め込んで、頭でっかちになってしまい、足元がフラフラしているなんてことになるのかもしれません。ジレンマというやつですね。

学校で教えられない、本当のコツ

そこで、わが社では独自のトレーニング方法を編み出しました。
方法は、いたってシンプルです。
簡単な課題を、沢山こなす。飽きるまでこなす。手が覚えるまでこなす。

プログラミングというと、頭で考えるイメージが強いのですが、体で覚えるくらいの感覚でむきあうほうが良いのです。

そして、言語やツールをやみくもに増やさない。
ひとつの言語、ひとつのツールを飽きるまで使い込む。
そうすると、IT技術の核のようなものが身に付き、つぎの言語やツールにいくのは、そんなに難しくないのです。

多様な能力をもつエンジニアを目指すのは素晴らしいのですが、基本もないままに先を急ぐと、なにもできない頭でっかちになってしまいます。

こんな例もありました。大学でプログラミングの教育をうけたのに「自分にはプログラミングは不可能なんだ」と諦めてしまっていたスタッフ。わが社のトレーニングを3ヶ月実践してもらったら、すっかり自信を取り戻すことができました。

まぁ、昔からよくいう、習うより慣れろ。
理屈はいいから、手を動かせ。

ということです。

クラウドで広がる、本質を知る人の可能性

IT業界では、随分前からクラウド化が進み、その結果、大企業でしか作れなかった堅固なサービスを、小さい会社でも展開できるようになってきました。クラウド周辺はまさに日進月歩、次々と派手な新技術もでてきていますが、IT技術の本質は、実はそんなに変化していません。

若きITエンジニア志望者の方には、派手な技術に飛びつく前に、本質を身に着けていくことをお勧めします。その方が、最終的には、あなたというエンジニアの価値を高めることにつながるからです。

我が社でも、変化の激しいクラウド時代にともに戦う仲間、ITエンジニア志望者の募集を再開しました。どんな新しい才能と出会えるのか、いまから楽しみにしています。